トヨタの期間工になると、初期教育期間中に健康診断を受けなくてはいけません。
まずいっておくと、この健康診断はほかの自動車メーカーの期間工に比べ、たいへんしっかりとした検査になります。
結果次第では入社が白紙に戻されたり(肩たたき)、自宅で治療を受けなければ入社できないなどの対応をされることも。
もちろんそれが働く人にとっても、会社にとっても有益であるのは間違いありませんが、すぐにでも働きたかった人にとってはライフスケジュールが崩れることになりかねません。トヨタ期間工で働きたいと考えているのであれば、自身の健康状態を事前にしっかり把握しておくことが重要でしょう。
こう言う話を聞くとめんどくさいなと思われることもあるかもしれませんが、従業員の健康を第一に考えているところはさすがトヨタだなと感じます。
またもしアレルギーなどの疾患がある場合、それが引き起こされる環境を避けられる部署に配属されるなどの配慮があったり、少しの体調変化や怪我なども軽視せずに取り合ってくれます。
どんな検査があるの?
採尿・採血・血圧測定・指動作のチェック・色覚検査・視力検査・握力測定・聴診・身体動作チェック・聴力検査・X線検査・背筋測定・心電図検査
検査の内容はどこの会社でも行うような基本的なものに加え、膝や肘の痛みや故障はないか、タトゥはないか、握力は著しく弱くないか、などが特に注目されます。
検査結果は本格的に働き出す前に出ます。ここで1割程度の人があえなく肩たたきとなる場合が多いよう。
健康支援センターウェルポについて
トヨタ社員の健康診断はこちらで行われます。
2008年4月にトヨタ自動車(株)とトヨタ健保の共同事業として稼動(開設者はトヨタ健保、運営者はトヨタ自動車(株)安全健康推進部)
※トヨタ自動車(株)以外で、トヨタ健保に加入している会社(事業主)の勤務されている本人(従業員)とその配偶者(被扶養者)も利用できます。
住所 〒444-2225 愛知県豊田市岩倉町一本松1番地1(フォレスタヒルズの敷地内)