給与や福利厚生が充実している
トヨタで期間工として働くメリットには、まず給与の高さが挙げられます。
国内の自動車工場の期間工の中でもトップクラスの給与水準を維持しており、未経験者でも日給換算で10,000円前後が保証されています。
残業や時間外手当なども含めた月収例で言うと280,000円~300,000円程度が1年目の期間工でも手に出来ます。
さらに赴任旅費や帰任旅費も出るため、手元にお金がないといった事情がある人でもすぐに働けます。
また高給に加えて、福利厚生も充実しています。
工場の近隣には無料の寮が用意されているため、生活面での支出を抑えつつ働けるのもメリットの1つです。
寮はワンルームで1人でも過ごせる上に食堂もあるため、リラックスしやすい環境下で働けます。
各種社会保険も完備しており、福利厚生の充実ぶりは内外でも高い評価を受けています。
- 高給
- 福利厚生の充実
- 社会保険の充実
期間工の待遇改善に積極的
近年は同一労働同一賃金の実現を目指す企業が多いですが、トヨタもその1つです。
例えば2018年3月には、期間工も含めた非正規従業員の内、2年以上の勤務をしている人に対して、子供1人あたり一律2万円の家族手当の支給を決めています。
さらに非正規従業員から正社員への登用人数を増やすことも目指しており、賃金も毎年昇給しています。このように期間工の待遇改善に積極的な点もトヨタで働くメリットと言えます。
仕事を選べないなどのデメリットもある
先に上げたメリットに対して、当然デメリットもあります。
その1つが仕事を選ぶことは基本的に出来ない点です。特に初めて働く場合はどこに配属されるかは面接や健康診断等の内容を加味した上で決まりますが、予測することは不可能です。
またトヨタでは一部の工場を除いて連続2交替制勤務が基本的な勤務体系として採用されています。これは1直と2直の2チームで1週間毎に勤務時間を交代する制度です。
1直が朝早くからの勤務となり、2直が夕方からの勤務になります。そのためこの勤務体系に慣れない人には体力的にきつく感じやすいのもデメリットの1つです。
工程がほかより重労働の配属先もありますが、それも選ぶことができません。そういったところは主に若い男性工員に割り振られる傾向があります。
- 仕事は選べない
- 2交代制がキツイ
- 体力仕事